「たとい 百歳の寿を得るも 無上の法に 会うことなくば この法に会いしひとの一日の生にも 及ばず」(法句経)

長生きも修行の一つです。老いることは苦の一つです。老いの意味を知るのは人間だけです。年齢の数量よりも年輪の密度の問題です。この経の教えは極まりのない真理を探究することがまなければ、百年の長寿も真理を学ぶ人の一日の短命の価値に及ばないという意味です。