「求不得苦」

求めても求めても得られない苦しみを「求不得苦」と言います。法句教には「天、宝の雨を降らすとも人の欲くは果てじ 少欲を味わうも苦なり 賢き人は知るなり」と。少欲でも欲である限りエスカレートします。自分から進んで充足の場を発見する眼を見開くことが必要です。