「老いの生きがいは新しい宿業の造成」

私たちは過去から現在まで身・口・意(これを三業といいます。)が、それぞれが因(直接原因)となり縁(間接原因)となってかかわりあい、からみあって果(結果)を生みだします。これを宿業といいます。もし現代の果が好ましくないものであれば、身・口・意の三業により、自分自身の改良や客土につとめて新しい因果の系列をつくる自由が与えられています。老いの生きがいはこの新しい宿業の造成にあるでしょう