「人の生をうくるはかたく やがて死すべきものの いま正命あるは在り難し」(法句経182) 人間としてこの世に生をうけたことは、めったにあり得ない在り難いことであります。しかしやがて死すべき者が、今正命を持ちつづけていることは誠に尊く在り難いことであります。