「なんじら この道を往かば くるしみの辺際に至らん われすでに 苦しみの箭を除きたれば 今こそ 爾らのために道を説くなり」(法句経275) :人間は苦しみを味をないで生きていけません。苦しみのない人間本当のたのしみを味わう能力もありません。他人の痛みも分かりません。苦しんで苦しみ抜いてこそ真実に到達できるものです。苦は自分だけではなく多くの人を襲います。世の人々の苦しみを我が苦しみととらえて生きましょう。そこには幸福が待っています。