「聞くことの少なき人は、彼 の犂をひく牡牛のごとく　ただ老ゆるなり　その肉は肥えれども　その智慧は増すことなからん」(法句経152)　学ぶ努力の少ない人は　牡牛のように　ただ無意味に年を重ねるだけで　その肉体は日に日に成長しても　彼の知識は決して向上するものではない。ここで言う「聞く」とは「学びとれ」ということです。人間は多くの事を学ぶことにより正確な判断力や洞察力を持つこととなります。広い目、深い目、遠い目を持つ柔軟心も育ちます。この努力は一生続けなければならないと思います。