仏祖の流れをくむものとしては、ひたすら仏祖の法式を重んずべきである。百丈のように、人に乞わるるままにまかせてはならない。仏祖の法式は、一事一法といえども容易に遇いがたいものである。世俗にひかれ、人情にひかれてそれを曲げてはならない。(道元:正法眼蔵・大修行)