「虚空は正法の眼目である」壁は人に面し、人は壁に面して、その二者の相逢い相見ゆる時、そこには牆壁心があり枯木心があろう。それがとりもなおさず虚空界である。まさにこの身をもって得度すべき者には、この身を現じて為に法を説く。それがすなわち、ひとしく虚空の法を示すということである。(道元:正法眼蔵・虚空)