「独坐大雄峰」ひとり坐す大雄峰と読み、大雄峰とは百丈山のことでそこに坐す百丈のことである。「ある僧百丈に問う。「如何なるかこれ奇特なこと。「百丈云う。「独坐大雄峰。つまり百丈山が、たったひとりでどかっと坐っていることで、これは誰もが動かすことができない。だからじっと坐らせておくしかない。(道元:正法眼蔵・鉢盂)