「仏法の心とするところは、この身を挺してどんな世界にも入り込んで、あくまで法を説いて人をすくい、あるいは法を転じて物を助けるにある。しかるを、もしも仏教者と称するものが、夏安居の九十日ほをまったく物いわずとするならば、それじゃあ、わたしに九十日の夏安居を返してもらおうかというところである。」(道元:正法眼蔵・安居)
「仏法の心とするところは、この身を挺してどんな世界にも入り込んで、あくまで法を説いて人をすくい、あるいは法を転じて物を助けるにある。しかるを、もしも仏教者と称するものが、夏安居の九十日ほをまったく物いわずとするならば、それじゃあ、わたしに九十日の夏安居を返してもらおうかというところである。」(道元:正法眼蔵・安居)