禅定修する。その2」心を内に摂(おさ)むれば、心おのずから定にあめであろう。心が定であるが故に、よくこの世間の生滅する存在のありようを知ることができる。だから常にまさに精進して、もろもろの定を修めな習うのがよい。もし定を得ることができれば、心はおのずからにして散乱しない。(道元:正法眼蔵・八大人覚) ・・(心を摂・・心を散乱せしめざること。(定・・心を一境に専住して、散動せしめざること。)