「出家功徳8」今生の人身というものは、四大・五蘊がさまざまの縁によって結合して、仮りになるのである。だから、それには生・老・病・死などの八苦が常に存せざるをえないのである。つまり、この人身は、刹那刹那に生じては又滅して瞬時もとどまらないその刹那ごとにこの人身は諸要素が生滅しているけれどもそれをしらないのである。しかるにその刹那の道理により衆生はつまり善悪の業をつくるのである。しかし出家し受戒するならば最高無上の智慧を証するこができるのである。(道元:正法眼蔵・出家功徳)
「出家功徳8」今生の人身というものは、四大・五蘊がさまざまの縁によって結合して、仮りになるのである。だから、それには生・老・病・死などの八苦が常に存せざるをえないのである。つまり、この人身は、刹那刹那に生じては又滅して瞬時もとどまらないその刹那ごとにこの人身は諸要素が生滅しているけれどもそれをしらないのである。しかるにその刹那の道理により衆生はつまり善悪の業をつくるのである。しかし出家し受戒するならば最高無上の智慧を証するこができるのである。(道元:正法眼蔵・出家功徳)