「出家功徳15」十七祖僧伽難提尊者は舎衛城の宝荘厳王子であるが出家した。世の楽しみとするところを厭い、俗塵にまもれることを憂うるものは聖者である。さまざまな欲望にひかれ、この世を離れることを忘るるものは、愚かな凡夫である。智あきらかなものは、かならず出家するものでありれ、智くらきものは無いつでも家にある。それが苦の果をまねく因縁となる。(道元:正法眼蔵・出家功徳)
「出家功徳15」十七祖僧伽難提尊者は舎衛城の宝荘厳王子であるが出家した。世の楽しみとするところを厭い、俗塵にまもれることを憂うるものは聖者である。さまざまな欲望にひかれ、この世を離れることを忘るるものは、愚かな凡夫である。智あきらかなものは、かならず出家するものでありれ、智くらきものは無いつでも家にある。それが苦の果をまねく因縁となる。(道元:正法眼蔵・出家功徳)