「出家功徳16」まず善き友をもて。「善男子よ、仏は人々はみな善き性質と善からぬ性質を具えいることを知っている。だが、人はそのような二つの性質を具えとはいるものの、ともすれば、一切の善き可能性をなくしてしまうことがある。それはいったいなんの故であるか。それは、そのような人々は善き友に親しまず、正しい教えを聞かず、善きことを思わず、教えのように行じないからである。そのために、善き可能性をなくして、善からぬ可能性をの具えることとなるのである。」(道元:正法眼蔵・出家功徳)
「出家功徳16」まず善き友をもて。「善男子よ、仏は人々はみな善き性質と善からぬ性質を具えいることを知っている。だが、人はそのような二つの性質を具えとはいるものの、ともすれば、一切の善き可能性をなくしてしまうことがある。それはいったいなんの故であるか。それは、そのような人々は善き友に親しまず、正しい教えを聞かず、善きことを思わず、教えのように行じないからである。そのために、善き可能性をなくして、善からぬ可能性をの具えることとなるのである。」(道元:正法眼蔵・出家功徳)