「出家功徳18」「南嶽懐奘のことば」そもそも 出家とは、無生法(むしようほう)のためにするものであって、天上においても、人間世界においても、これにまさるものはありえない。そのいうところの無生法とは、生滅をはなれて涅槃にいたる教えであって、こけこそ如来の正法である。天上においても人間世界においても、これにまさるもはないというのである。(道元:正法眼蔵・出家功徳)