「楊柳梅華にちなんで」先師なる如浄古仏は。、法堂にいでまして、大衆に示して仰せられた。「柳はこしに大帯をよそおい、梅華は臂に弓籠手をまとう」その凛々しさは、梅華の開くに似ている。梅華の開くというのは、とりもなおさず「わが髄を得たり」である。(道元:正法眼蔵・梅華)