「梅華について太原の孚上座(ふじょうざ)は悟りを称えて次の偈をなす」「思えば昔いまだ悟らざりしころ 角笛の声にも心かなしかりき 今は寝(い)ねても夢をすらみず 梅華に風の吹くにまかせたり」(道元:正法眼蔵・梅華)