「長沙禅師の尽十方界という語は、仏道での家常語である。」家常とは、世の尋常ということである。日本語の世の常にあたることばである。この言葉は、世界の物事の一切を尽くしているという。つまり、尽十方界はつまり沙門の世の常のことばであろう。(道元:正法眼蔵・十方)
「長沙禅師の尽十方界という語は、仏道での家常語である。」家常とは、世の尋常ということである。日本語の世の常にあたることばである。この言葉は、世界の物事の一切を尽くしているという。つまり、尽十方界はつまり沙門の世の常のことばであろう。(道元:正法眼蔵・十方)