「その師に随順して学ぶとは」師に学びまさにそのように振る舞うにいたれば、すなわち仏をみることもズバリと実現する。そこに数かぎりない仏が見えるのである。だから無理に仏たちを見ようとして、追っかけて走りまわらなくてもよい。まず、すべからく師に随いてまなぶことを励むがよろしい。よく師に随ってまなべば、仏を見ることができるのである。(道元:正法眼蔵・見仏)