「釈迦牟尼仏が普賢菩薩に告げて言われた。」「若し此の法華経を受持し、読誦し、正念を憶持し、修習し、書写する者があるならば正に知るべきである。是の人は、即ち釈迦牟尼仏を見て、仏の口から直接此の経典を聞くようものである。おおよそ一切の諸仏は、釈迦牟尼仏を見立てたつまつて釈迦牟尼仏となることを成道といい作仏というのである。すなわち一切の諸仏は帰着するところ、ただ釈迦牟尼仏一仏にすぎないのである。。このような仏威儀、仏の在り方はもとより、この七種の行(法華経の受領・保持・読誦・暗誦・正憶念・修習・書写)の一行一行を行うことによって釈迦牟尼仏を見たてまつるのである。(道元:正法眼蔵・見仏)