「眼睛とは」「億千万却の参学を拈来して団欒せしむるは、八万四千の眼睛なり。先師天童古仏衆に示していった「秋風清く秋月明なり、大地山河眼睛を露す。瑞厳点瞎して重ねて相見す、棒喝交馳して衲僧を験す。」(有りとあらゆる修行の成果をひっくるめてそれを一つに円めたものが眼睛というものである。先師古仏法堂に昇り衆にしめした。「秋風きよらかに秋月あきらかなり、大地山河ことごとく眼睛あらわなり。されどわたしはじっと狙いヲつけて棒喝こもごも飛んで雲水をためす。)