「観法無我について」第四の徳目観法むがとは、法すなわち存在は全て我なきものであること歩観ずるという。つまり、長いものは長いということであり、短いものは短いということである。一切の存在にはまた一切の存在などというものがあるわけではない存在は全て我なきものであるという事をまなぶべきである。(道元:正法眼蔵・三十七品菩提分法)