「七等覚支とは」択法(ちゃくほう)覚支、精進覚支、喜覚支、除覚支、捨覚支、定覚支、念覚支の七つである。仏道の理想とする正覚(サトリ)を体験するには、戒律と禅定と智慧を均等に仏道として行ずる時初めて現成するから、正覚のことを等正覚という。仏道修行うち智慧をもってする観察・理解のありように重点をおいた徳目である。(道元:正法眼蔵・三十七品菩提分法)