「みだりの世俗に従ってはならない」「文王と太公望の問答」世俗のほめるところに耳を傾けるようでは本当の賢者をうることはできにい。本物の賢をえんと思うならばまさに古今を照覧するの智略がなければならない。つまり、世俗のほめるところだからといって、なおかならずしも賢でもなく、聖でもない。また世俗のそしるところだとてそれで必ずしも賢ではなく聖でもない。(道元:正法眼蔵・仏道)