「陀羅尼とは、原語ではほじする、保つ、ささえる、助けるという意味であるが仏経では「これを保持することによって善法を散佚せしめず、悪法を遮止することをうるものと言うか道元のいう陀羅尼とは「焼香礼拝である。」「いわゆる陀羅尼は人事これなり。その人事は、焼香礼拝なり」と。人事とは仏経においては、師と弟子との関係て゛あり、それは弟子がその師にまみえて焼香し礼拝するその瞬間にきわまりとする。(道元:正法眼蔵・陀羅尼)

万葉集4「反歌」「たまきはる 内の大野に 馬なめて 朝踏ますらむ その草深野」          解釈「宇智の大野に馬を並べてこの明け方をお踏見立てになっておられるであろうその草の深い大野よ」