「陀羅尼について如浄のことば」「あるいは雪の上にあって礼拝したこちともあり、あるいは、糠の中にあって礼拝したこともある。すぐれて先徳の行履であり、先例であり、また大いなる陀羅尼である。釈迦牟尼仏を礼拝供養するということは、法つまり陀羅尼をもって釈迦牟尼仏を供養したてまつるに他ならないのである。」(道元:正法眼蔵・陀羅尼)
万葉集6 「反歌」山越しの 風は時じみ 、寝る夜おちず 家なる妹を、懸けて思ひつ」解釈「山越しの風が時ならず吹いて、寝る夜を缺(か)かさず、故郷の家にいる妻を、心にかけてなつかしんでいる。