布施の心

自分のために他を犠牲にすることなく、自分の身を削り、自分ができる範囲で法に則り、他者のために尽くすことが仏教に言う布施であります。この行為が人格の完成に至る道であれます。分かちがたいものを分かち与え、なしがたい行いをなす人になりましょう。たとえわずかなものであっても信仰心を持て与えるならば、その人はそれ故にせい来世において安楽となると。