「行仏とは」「そもそも諸仏は、仏道を行ずるにあたっては、覚りばかりを期待しているのではないことを、まず知るべきである。もろもろの仏は、唯一筋に仏の歩むべき道を、一歩一歩と踏みしめてゆく。それはただ行仏のみである。自性身仏がどうの、他性身仏がどうのむということなど、夢にも考えてはならないことだ。ひとえに実践することである。(正法眼蔵・行仏威儀)
万葉集「去来子等 早日本邊 大伴乃 御津乃浜松 待つ恋奴良武」(いざこども はやくやまとへ おおともの みつのはままつ まちこいぬらむ) 「さあみんな、早く日本にかえろう。大伴のみ津の浜松も、恋しがって待っていることであろう)