「火焔の中の諸仏の道場」とは、「雪峰山の真覚大師は僧立ちにしめした。「三世もろもろの仏たちは、火焔の中に逢って大いなる法輪を転ずる。」玄沙山の宗一大師は「火焔が三世の諸仏のために説法するときには、三世の諸仏は露地に立って聴く」(道元:正法眼蔵・行仏威儀)

万葉集「倭恋 寐之不所宿尓 情無 此渚埼未尓 多津鳴倍思哉」(やまとこい いのねらえぬに こころなく このすさきみに たづなくべしや)「大和を恋うて 眠れないでいるのに 心なくも、この濱の渚埼の廻りに 鶴が鳴くということノアってよいむものか」