「大乗に入るはこれを本となす」とは「あるいはあるいは大乗を証するといい、あるいは大乗を行するといい、あるいは大乗を聞くといい、また大乗を説くという。しかるに衆生は、自然のままにして道を成就することはないのであるから、この経を説くことがそのはじめをなす。入りが本である。そして本が正しければ末もまた正しいのである。(道元:正法眼蔵・仏教)
万葉集「隼人乃 薩麻の迫門乎 雲居奈須 遠毛吾者 今日見鶴鴨」(はやひとの さつまのせとを くもいなす とうくもわれは けふもつるかも)「はや人の薩摩の瀬戸を雲居はるかに 今日は眺めたことよ」