四果とは、四句の偈を受持することだという。四句の偈を受持するということは、すべて有形・無形のものにたいして、その眼も耳も鼻も舌も、いずれにおいても貪り執しないことである。貪り執することがないから、汚れに染まないのである。汚れに染まないのが平常心というものであり、つねにそれを大切にするのである。(道元:正法眼蔵・神通)
万葉集「人不榜 有雲知之 潜為 鴦与高部共 船上住」(ひとこがず あらくもしるし かずきしる おしとたかべと ふねうえにすむ)「人が漕がなくなっていることもは はっきり都わかる。ず あらくみしるし 潜(かずき)する 鴛鴦(おしと)とたたかべと鴛鴦とたかべと(おしどり)が船のうえに住んでいる。」