「臨済義玄の行持」臨済院の慧照る大師は黄檗の法嗣でる。黄檗の本3年にわたりただ徒に百歳゛一筋に修行二いそしんだ。黄檗に「仏法の大意を問うこと三度に及び、そのたびに棒を喫することあわせて60棒におよんだ。それでもなお志を励ましてたゆむことがなかった。やがて高安大愚なるものに遇って大悟したのである。臨済は深山に等多くの樹を植えたが自ら鍬の柄を持って植えた。(道元:正法眼蔵・行持