「香厳志閑禅師と宣宗皇帝の詠」志閑禅師「崖(がけ)を穿(うが)ち石を透(とお)して労を辞せず 遠地にありてまさに知るその出ずるところの高きを」宣宗「谿(たに)のながれはよく留めんとして止むるをえず 終(つい)に大海に帰するにいたって波濤(はとう)となる。」(道元:正法眼蔵・行持)