長慶慧稜の行持「長慧は30年の間、故郷にも帰らずとなりの座席の人とも談笑せずただ坐禅工夫に専念した。疑問をどこまでも疑問として追求すること30年。まさに並々ならぬ優れた機根の人であり、大いなる器であったといわねばならない。」(道元:正法眼蔵・行持(下))