「人生は四苦八苦」
人間が人間として生きるには常に苦悩がつきまといます。生きるとは苦であるとお釈迦は言っています。つまり時間的には生・老・病・死これを四苦といいます。この四苦からは離脱できません。更に生きる為には対外的な関わりがありその苦もあります。すなわち愛する者との別れる苦しみ(愛別離苦)。憎しみあう人々との出会い、しかも分かれることができない苦しみ(怨憎会苦ーおんぞうえくー)､欲求するものが得られない苦しみ(求不得苦ーぐふとっくー)、豊から生ずる苦ー煩悩があるためーしみ(五盛蘊苦ーごじょううんくー)を合わせて八苦といい苦諦のすべてです。