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「死は死の法位に住して前後際断せり、生は生の法位にして前後際断せり。」
相対関係を否定した道元の教え たき木、はひとなる。さらにかへりて
「生も一時のくらいなり、死も一時のくらいなり」(正法眼蔵・現成公案)
「人、初めて法をもとむるとき、はるかに法の辺際を離却せり。法すでにおの
時は流れる川のようである。 時は、次々と生じてくる波となった濁流
「自己をはこびて万法を修証するを迷いとする。万法すすみて自己を修証する
「万法に証せるらるるというは、自己の身心及び他己の身心をして脱落せしむ
「自己をわすするという、万法に証せらるるなり」 万法とは人をして
自己をならふというは、自己をわするるといふうなり 自分の存在すら
仏道をならふというは 自己をならふなり 仏道ををならうということ